Decoっぱちな夜

強行遠足 7

 野辺山のシジミ汁は美味い。
しみじみ美味い。 いきなりシャレかよ~~

 それはそれはデカい、ナベというかカマで作っていた。
“炊き出し”ってヤツだ。

 持参したおにぎりとともに、エネルギーを補充するわけだ。
「夜のピクニック」によると・・・





“疲労というのは、時間と比例しているわけではないらしい。
何度か小さな坂を越えるようにして、階段を上がるように体内に溜まっていくのだ。”

 確かに足が棒なのは変わらないが、身体は疲れに慣れる。
立ち上がり、一歩を踏み出しさえすればなんとかなってしまう。
ま、その立ち上がるのに、一大決心が必要なんだけど。

 だから、休憩所では10分以上は休まないことにしていた。
それ以上休むと、二度と再び立ち上がれないことが、なんとなくわかるからだ。
「夜ピク」では靴下を履き替えていたが、そんな余計なことは、ただ億劫なだけだ。


 長い坂を登りきって、シジミ汁も飲んだし、というわけで
ここでリタイヤするヤツも多い。小海線の始発が来るまで、夜を明かし待つのだ。
私も中だるみの2年生の時は、野辺山のちょっと先で投げ出した。

 さて、野辺山は長野県だ。いつの間にか県境を越えていた。
ここからは、佐久甲州街道を小海線沿いにひたすら北上する。
そして、ただひたすら足の痛みとの戦いがつづく。

 今まで経験した“痛い体験”は数々あれど・・・
ヤワラちゃんの言動はイタイ・・・じゃなくて、ホントに痛い話ね。

 実際、悲鳴をあげたのが、ヒザの手術をした時だ。
当然、麻酔が効いてるから患部が痛いわけではない。痛いのは、足の付け根で止血している関係からか、私の場合、足の裏の土踏まずのところに激痛がきた。

 キングコングに足裏マッサージされているようなもんだ。経験者いねーか^^
恥ずかしながら、声が出ました。ついにギブアップして止血帯をゆるめてもらった。
血が通った瞬間、この世の天国が出現。エクスタシ~~ 痛みはウソのように消えたのでした。

 あと、歯医者の先生親子二代、一時間半にも及んだ、親知らず抜歯作戦とか、ぶらんこデコ直撃!とか、イスに座ろうとして腰を下ろした場所が、クッション部ではなく背もたれの鉄パイプ部で、尾てい骨割れるっちゅーの!とか、痛い話は際限がないからやめてと・・・

 いよいよ雨が降り出した中を、もうひとつの約束の地、臼田の依田さんちを目指す。

・・・つづく
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by deco-kubo23 | 2005-07-14 20:24 | 夜のピクニック
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