所さんちのは、高校生だが、
こっちは中学生バージョンだ。
全国大会で
金賞をもらってきた凱旋の日。
凱旋にふさわしく、会場始まって以来、空前の大入りだそうだ。
金賞にふさわしく、自信に満ちた演奏が心地よい。
♪「A列車で行こう」では、3人がソロを吹いた。
さすがにアドリブはまだ拙いものの、
バンド全員で魅せるパフォーマンスは、ノリもよくスウィングしている。
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ウチのアヤカっちは、(といっても、わたしの娘じゃないが)
一度聞いただけでは覚えられない名前の、デカい管を吹いている。
可憐な娘が、地味でめだたない役割を黙々とこなしていく。
がんばり屋の娘が、楽しげに演奏しているのを見るのはいいものだ。
スポットライトはバンド全員にあたっている。
バンドそのものに光が降り注いでいるかのようだ。
あと2年このバンドを見ることができるのは、ちょっと幸福だ。