さて、ウエムラとの意味のないデッドヒートにも飽き^^
雨に煙る佐久の街を、淡々と歩くのだ。
記憶の中では、田園風景の中をいくロング&ワインディングロード・・・
といったイメージで、ところどころに小高い丘というか山があり、
その周辺に集落が点在している・・・
------といった“絵”しか浮かんでこない。
ちょうど、稲穂が黄金に輝くころで、緑の山とのコントラストが美しかった、
・・・と、これは自分の勝手な思い込みかもしれない。
臼田の次が中込で、その次が雨天中止を宣告される岩村田だ。
ゴールの小諸まで、ほんとにあとわずかな地点での中止だった。
ここからは、最初に書いた3年生の“大騒ぎ”以外、見事なほど記憶が途絶える。
無理もない、遠い遠い記憶だもの。
あらま、これじゃぁ、あっけなく終わりそうだぞ。
よし、じゃ2年生の時のことも少し書いておこうっと。
中ダルミの2学年は・・・
なぜか“番長”ゼンちゃんと、途中から一緒だった。
清原じゃないけど、このゼンちゃんもコワモテで、実際ケンカも強かった。
ちなみにバカのウエムラは、一時期ゼンちゃんのタイコ持ちを務めていたが、
ある時、突然怒りをかい、ボコボコにされたことがある。
かくいう私もゼンちゃんとは、入学当初、一触即発の危機があった。
トイレでふざけて、ゼンちゃんの背中をド突いた私が、教室に帰り
席に座っていると・・・背後に異様な殺気が。
振り返り見上げると、ゼンちゃんが盛大にメンチを切っている・・・私に!
・・・チョベリバ! 死語、出ました。
しばらく両者その体勢でニラミ合うものの・・・
♪キーンコーーーンカーンコーーーン 救いの鐘が・・・チョベリグッ
授業が始まるのがあんなに嬉しかったことは空前絶後だろう。
だってわたし、ケンカなんてからっきしなんだもん。
そーゆー方面の友達は多かったんだけど・・・。
よくあるタイプの君よ~ってヤツだ。ウエムラを笑えんぞ。
で、その後はおかげさまで何事もなく、
サッカー部の私と野球部のゼンちゃんは、同じグラウンドで
「オィーース」とか「エィーース」とかアイサツ?しながら仲良くなっていったのでした。メデタシ、メデタシ。
おっと、こりゃまだつづくぞ・・・
次回は番外編ということで。